誰のためのWebサイト?

あなたが作成しようとしているWebサイトを閲覧する人はどんな人でしょうか? Webデザインを始める上で、ターゲットを設定することはとても大切です。

スクリーンの向こう側には必ず人がいます。 どんなタイプの人たちに向けてメッセージを発信していくのか、ちゃんと決めておきましょう。

下の画像は、楽天のコーポレートサイトですが、一般的な楽天のイメージとは少し違うと思います。 投資家や就職希望者をターゲットとしているので、しっかりとした信頼感のあるデザインになっているのが分かります。

楽天のコーポレートサイト

Webサイトのターゲットの違いをまとめてみました。それぞれ、まったく異なるWebデザインが施されていると思います。

タイプ ターゲット
to B 取引先 企業サイト
楽天 コーポレートサイト
to B 潜在顧客 サービス紹介LP
zendesk (カスタマーサービスのソリューション)
to C 一般消費者 映画の公式サイト
ボヘミアン・ラプソディ
to C 一般消費者
若者層
フリマアプリ
メルカリ
to C 大学生 就職HowTo系メディア
みん就

to B とは

To Bussiness のことで、ターゲットが企業であることを意味します。 企業間取引という意味では「B to B」と表記されることもありますが、「to B」と略して発言されることも多いです。

to C とは

To Customer のことで、ターゲットが一般消費者であることを意味します。 単に「to C」というと、「B to C」を意味することが多いように思います。この場合は「企業 to 消費者」という一般的な形です。 「C to C」は、メルカリのような消費者同士がやりとりするサービスのことを指し、サービスの数としてはあまり多くありません。

異なるターゲットには異なるWebデザイン

このように、ターゲットが違えば、Webデザインのテイストも大きく異なります。 手を動かす前に、誰のためのWebサイトなのか、今一度よく考えてみましょう。

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