Figmaで描いた図形をまとめる
Figma で描画した図形をまとめる方法を紹介します。
複数のオブジェクトを選択するには、shift
キーを押しながら図形をクリックしてください。
ドラッグ&ドロップでも複数のオブジェクトを選択することができますが、その場合は、重なり合うオブジェクトもすべて選択されますので注意してください。
図形をグループにまとめる
複数のオブジェクトが選択された状態で ⌘ + G
をタイプします。
左側のレイヤーパネルを見るとオブジェクトがフォルダの中に格納されています。
- グループを選択して移動すると、複数オブジェクトがまとめて移動します。
- グループはネストすることができます。
- ダブルクリックすると、グループの中のオブジェクトを選択することができます。
- 余白をクリックすると再びグループ単位に戻ります。
- グループの解除は
⌘ + Shift + G
です。- 解除されるのは1階層のみなので、すべて解除するにはネストの階層分の解除を行いましょう。
図形を結合する
複数のオブジェクトを結合して、1つのオブジェクトにすることができます。 結合の仕方で見た目が変わるので、複雑な図形を表現するのに向いています。
グループ化と同じ性質:
- 選択してまとめて移動させることができる。
- ダブルクリックすると個別のオブジェクトを選択でき、編集することができる。
⌘ + Shift + G
で解除できる。
グループ化と異なる性質:
- 1つの図形として扱われる。
- 塗りや線の設定が結合後のオブジェクトに対して設定される。
2つの図形を重ね合わせて結合し、4つのオプションの違いを見ていきましょう。
Union
2つの図形が重なりあった形状を作成できます。 図形の足し算です。 結合のオプションは、レイヤー名の右にあるアイコンをクリックすると変更することができます。
Subtract
上の図形で下の図形をくり抜きます。 図形の引き算です。
Intersect
2つの図形が重なっている部分だけを表現できます。 図形の交差部分です。
Exclude
2つの図形が重なり合わない部分だけを表現できます。 図形の交差部分の逆になります。
Flatten (完全に結合する)
Flatten Selection
というオプションを選択することで、完全に1つのオブジェクトとして扱うことも可能です。ただし、結合前のオブジェクトが編集できなくなってしまいますので、本当に必要な時だけ使用するようにしましょう。
図形をフレームに入れる
前回「フレーム」という概念を紹介しましたが、フレームを使って図形をまとめることもできます。
複数オブジェクトを選択した状態で、⌘ + Option + G
をタイプしてください。
フレームはグループと似ていますが、グループよりも多くの機能を持っています。
- 独立したサイズを持っている(中身のオブジェクトに影響されない)
- レイアウト制約を付けられる。
- はみ出したコンテンツの表示をコントロールできる。
- プロトタイピングの際に、スクロールの指定に使用する。
- レイアウトグリッドが使用できる。
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