Webサイト制作の仮案件

ここまで、Webサイトのトーン＆マナーを決めるために、既存事例の収集とグルーピングを行いました。 このチュートリアルでは、これ以降のレッスンを進めるため、下記のようにWebサイト制作のテストケースを設定しました。

クライアント

• 小さなカフェ
• 1人でコーヒーを淹れている
• 本格エスプレッソを提供
• イタリアから帰国してオープン

ヒアリングメモ

InstagramやFacebookで情報は発信するが、定常的な情報をどこかに公開しておきたい。 「店名 + 最寄り駅」で検索にヒットはさせたいが、特にウェブサイト経由での集客は狙っていない。コーヒーに自信があるので、口コミの集客をメインにしたい。早朝はエスプレッソのみ、夜はお酒と食事を提供し、イタリアの地元バールがコンセプト。ランチ営業はしない。

ITは苦手。更新作業等はすべてお任せしたい。

何のため？

• SNSや大手くちコミサイトからのランディング先として（公式ページ）
• 問い合わせ情報やアクセス情報などを常時公開しておきたい

誰のため？

• SNSや大手くちコミサイトでお店の存在を認知した人

予算

• 新規開業のため、最低限のWebサイトにして予算をなるべく抑えたい
• 10万円〜20万円

運用方法

• 静的サイト
• 依頼された時にWebデザイナーがサイトを更新する
• サーバーやドメインはクライアントが契約する

メンテナンス

• 情報更新の頻度は低いはずなので保守契約等はなし（状況に応じて相談）

確認方法

• ステージング環境は不要
• 本番サーバーを直接更新する

支給データ

• ロゴマーク
• メニュー
• 住所等

モバイル対応

• 必要

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初回打ち合わせ後には、このような内容のメモを作成し、議事録としてクライアントと共有すべきです。 共通認識にズレがないことが、プロジェクトの成功の秘訣です。必ず打ち合わせの内容を書き起こしておきましょう。

以降このチュートリアルでは、このテストケースに対してトーン＆マナーやページ構成などを決めていこうと思います。